風力発電事業の開発について

2026年4月21日

市民の方から請願のご相談をいただきました。

石巻市・女川町の境界近辺において計画が行われている風力発電事業の開発は、

・宮城県の作成した「風力発電導入に係るゾーニングマップ」において保護優先・地形障害エリアに選定されていること

・コロナ流行を理由に法律で定められた住民向け説明会を開催していないこと

・崩壊土砂区域、山地災害危険箇所に指定されている場所の開発であり、豪雨災害などが想定されること

・事業予定地内に生息する天然記念物指定されているイヌワシの生息環境に悪影響をもたらすこと

・風力発電機の発する低周波による、人体への健康被害や周辺生態系への影響が考えられること

などの理由から、当地での開発許可を再考してほしい、という旨のお話しでした。

イヌワシは現在日本に500羽ほどしか生息しておらず、トキと同じように自然増が見込めない希少種になっています。

石巻で観測されている個体も繁殖は確認されておらず、現在の個体を残すのみとなっているそうです。

180mの風車を12基建設する計画になっている本事業は、石巻にすでにある5基の風車と合わせて生態系や景観に多大な影響を与えることが想定されます。

活動をしていらっしゃる方々が作成した開北橋のたもとからの風景想定図は、なかなかのインパクトのある景観でした。

女川原子力発電所の立地自治体となっている本市ではすでに発電事業においては十分な貢献をしているとともに、事故発生時のリスクも引き受けており、これ以上の環境負荷は過剰なのではないか、というお話しでした。

12月議会に向けて、会派内で対応について協議しています。