目の見えない方・見えにくい方とご家族との懇談会

先日の土曜日、11月2日はささえあいセンターで「目の見えない方・見えにくい方とご家族との懇談会」が宮城県視覚障害者福祉協会と石巻視覚障害者協会との共催で開催されました。

宮城県内に住む視覚障害の方々の団体で、日常生活を送る上での知識を伝えたり訓練したりするための催しでした。

まず紹介されたのが「新紙幣の見分け方」です。

今年の7月に今までの紙幣から新しいデザインに変わりましたが、紙面の両隅の決まった場所にそれぞれ線が入っていて、視覚障害の方はその凹凸を触ることで紙面を見分けるのだそうです。また、裏面の金額は漢数字からアラビア数字に変更され、5倍の大きさになることで見えにくい人も判別がしやすくなっているのだそうです。

その他にも、スマホで紙面にカメラを向けるといくらの紙幣が読み上げてくれる「言う吉くん」というアプリが紹介されるなど、実践的で健常者には気付きにくい細かな配慮についての解説がありました。

また「金銭管理は生活の基本」として、紙幣を種類ごとに決まったサイズに折りたたむことで補助がなくても自分で金銭管理ができるように、など視覚障害の方の生活していく上で必要な知識の共有を行なっていました。

課題としては、こう言った互助会的な集まりにいらっしゃる人が固定化されていることだそうで、それには同行してくださるヘルパーさんが少なかったり、送迎のシステムがなく、誰かに頼らざるを得ない状況があるのではないか、というお話でした。

知識があればできることが広がっていきますので、視覚に障害があっても社会参加しやすい環境づくりに努めていきたいと思います。