令和5年第一回定例会・続き
先週から本会議・各種委員会が開かれています。
忘備録的に。
【20(月)施政方針質疑】
日高見会会長の星議員が質疑を行いました。
50項目に及ぶ量の質問を行いましたが、時間の制限等の制約から考えると、もう少し質問を絞って再質疑を重ねて掘り下げる方針でもよかったかもしれません。今後も来年に向けて検討していきたいと思います。
施政方針そのものが多岐に及ぶ膨大な施策について言及されていましたので、他の会派の質疑を聞くのも着目点が違い、大変勉強になりました。
【21(火)条例の改正案等の審議】
建築物省エネ法の施行に伴い、気密性の高い建物の建築申請にかかる手数料が軽減されます。
エネルギー高騰の折には家で使うエネルギー量の少ない建物を自治体としても支援していきたいと考えます。
また、保育事業の運営基準を定める条例では「保育者が子どもの福祉のために身体的苦痛を与え、人格を辱める等の権限を濫用してはならない」という条文が削除されることになりました。
これは「そもそもこういった権限を保育者に認めない」という法改正に基づくものですが、全国で不適切保育が問題になる中でこの規定が担保していた部分の制限については、あらためて議論が必要だと発言させていただきました。
【22(水)令和5年度当初予算審議】
来年度の一般会計721億円、病院・下水道等の特別会計を合わせて1271.4億円の審議を行いました。
地域おこし協力隊で来ていただく方に支払われる経費分の予算の使い方の見直しや、新規事業として行われる「マンガクリエイター支援事業」の見通しについて発言させていただきました。
特に「公金でクリエイターを支援する」という沼については、なかなか出口の見えない難しい事業であることから、今後の推移について注視していきたいと思います。
【24(金)追加議案審議】
令和4年度の補正予算、主に年度末における精算について審議が行われました。
その中でも電気料金高騰に対しての各公共施設への電気代の補填が多岐に渡っており、この問題は公共施設のみでなく市民生活にも表れていることから、来週からの一般質問で取り上げることにしました。
その他には物価高騰対策として、10割増商品券の実施についての予算が計上されています。
コロナ対応からはじまった本事業は、令和2年度からこの度で4回目になることから効果の検証と課題についてもきちんと把握していくべきと考えています。
今週は各種委員会が開かれ、当初予算について各委員会で詳細に議論が行われています。
本日は所属する環境教育委員会で、来年度から行われる不登校の児童生徒に対する「学びサポートセンター」事業の課題や、「みちのくGOLD浪漫」事業の教育委員会と産業部の協働に関する課題等に対して質疑を行いました。
来週からの一般質問に向けて通告も提出し、ようやく五合目、と言ったところです。
毎回勉強させていただきながら、審議・一般質問に挑戦させていただいています。
引き続きがんばります。