政策①「結婚・出産・子育て支援」

今日はこの度の選挙戦にあたり、政策についてお話したいと思います。
動画を制作しましたので、よろしければこちらをご覧ください。

文字起こしもしましたので、テキストで読みたい方は、下からどうぞ!

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皆さんこんにちは。
石巻市議会議員候補のとこう マリ子です。
日曜日から始まりました市議会議員選挙も本日で3日目となりました。

今回の選挙選は、私が妊娠中ということもあり、直接街頭でお話する機会が限られているので、代わりに動画で皆さんに私の訴えをお伝えしたいと思います。
よろしくお願いします。

この度の選挙戦で、私がお伝えしたいことは大きく3つ、細かく分けると4つの点があげられます。
今日は、そのうちの1つ目についてお伝えしたいと思います。

「結婚・出産・子育て支援」

今回の選挙戦で私が伝えたい、一番大きな政策は「結婚・出産・子育て支援」についてです。
私自身、東日本大震災を機に石巻に移住して、こちらで結婚して出産・子育てすることもあり、強い関心をもつことになりました。
石巻では急速に少子化が進んでおり、2002年から2021年までの約20年間で、生まれる子どもがおよそ半分になっています。

2002年には1566人生まれていた子どもが2021年には743人まで減っています。減少率は54.3%で、例えば今年生まれた子どもが全員高校に進学しても、石巻市内の高校3年生の定員が半分以上余ってしまうという状況が考えられます。
全国的なトレンドとして、少子化が避けられないとしても、せめてこの勢いでの減少をなんとか食い止めなければ、石巻市は将来的に消滅の危機にあると言えます。

そこで、どんなことが考えられるでしょうか。

①まず、結婚について

結婚に関係する政策としては「婚活イベント」の開催がよく行われますが、一過性のイベントでのマッチング率ははっきり言ってそんなに高くないと思います。
それよりも、「結婚したい」と考える人たちが「この状況だったら結婚できるな」と希望が持てるような経済状況を整備することだったり、悩んだ時に相談できる、結婚相談所の仲人さんのような専門的な視点を持った人がアドバイザー(婚活アドバイザー制度)としていてくれることの方が婚姻率の上昇に役立つのではないでしょうか。

私自身も、石巻で一人で仕事をしながら暮らしている間はかなり経済的に厳しく、「この状態で誰かと結婚しても、相手に迷惑をかけてしまうな。。。」と思っていた時期が長くありました。
女性の私でさえそうですから、世の中的にはまだまだ男性のほうがそういったプレッシャーを感じている方が多いのではないでしょうか。

②次に出産について

この度の選挙に出ることは前々から考えていたものの、妊娠出産と重なってしまったことで、出馬すること自体を躊躇する時間が長くありました。
周りの人に意見を聞いても「子どもを最優先するべきで、選挙なんてとんでもない」といった、厳しいご意見をいただくことも多くありました。
一方で「体調には気をつけるべきだが、そんなこと関係ない。頑張りなさい」と言ってくださる方もいて、今の日本に必要なのは、こういったマインドなのだろう、と気付かされました。

子どもは授かりもので、はっきり言ってその時期は選ぶことができません。産む時期をコントロールしよう、としようとすればするほど、タイムリミットもありますから、子どもが生まれる機会は少なくなってしまうのです。

なので体調次第ではありますが、どんな女性にも「やりたい」と思った仕事にチャレンジすること子どもを授かって出産することは決して贅沢でも迷惑でもなく、堂々と選択できる、選択肢の一つなのだ、ということを私は、自分自身のこの度の選挙に出る、という行動を通して皆さんにお伝えして行ければと思います。

③サービスについて

もう一つ、出産にまつわることについては、この度私が当事者になって調べましたが、既存の公的サービスや民間のサービスはある程度揃っていることがわかりました。

しかし、そのサービスがきちんと周知されておらず、必要な人に届いていない印象があります。

あるいは、受付の窓口がバラバラでサービスに対するハードルが高い現状もあると思います。

窓口を一本化したり、あるいは介護におけるケアマネージャーのような方が必要に応じて必要なサービスの紹介や手続きの代行をしてくださるようになれば(ネウボラの創出)、産前産後の不安定な時期のケアも行き届き、安心して出産ができるようになるのではないでしょうか。

年間700人しか生まれない子どもとそのお母さんに、そう言ったケアを行政が行うことは決して難しいことではないはずです。

このことが「安心して子どもを産むことのできる石巻」を作っていく第一歩になるのではないかと思います。

妊娠や出産は女性自身にとっても、周りにとっても大変なことではありますが、将来のこの街を支えていくかけがえのない人材を創出することに他なりません。

私、とこうマリ子は石巻が広い意味で「みんなで子育てをする」街にして行きたいと考えています。

選挙戦も今日ふくめ残り5日、皆様の応援をいただきますように、よろしくお願いします!