野蒜築港140周年記念フォーラム
昨日は東松島市の野蒜市民センターにて、「野蒜築港140周年記念フォーラム」に参加しました。
野蒜築港を始め、明治期の海外から招かれた技術者たちが日本各地で行った土木事業の技術と共に、明治政府のインフラや技術に対する投資のあり方を知ることができました。
技術者の方々はおおよそ明治30年ころには帰国した方が多いそうで、およそ20年間で日本全土で近代化を進めた明治政府は、震災後の10年間で「復興」を進めた政府の有り様を検証する比較材料となる、と感じました。
野蒜築港は残念ながら、震災でかつての姿は失われてしまいましたが、近代日本の土木技術を知るよい教材として残していって欲しいと思います。